- - 15年間の海外赴任生活のエピソード - -

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ニューヨークの秋

ここはマンハッタンからハドソン川を渡って北北東、ニュージャージー州のアランデール(Allendale)という町です。ニューヨーク滞在六年のうち三年をここで過ごしました。
通勤は、此処から電車で約35分ほどのハドソン川沿いのホーボーケン(Hoboken)というターミナルへ出て、そこからフェリーに乗ってマンハッタン島の南端にあるオフィスへと通っていました。
この地域の住宅は、一区画(一軒)が一エーカー(約1225坪)以上であることを要し、そのため街並みは落ち着いた雰囲気を保っています。さらに、隣家との間に垣根がなく芝生が続いていることも、元々広い敷地を一層広々と見せます。

10月になると、広葉樹の葉が一斉に色づきます。その景観は眺めるのは素晴らしいものなのですが、その後の落ち葉の清掃は大変です。我々は、夏の間芝生を刈ってくれる庭師に頼んで片付けてもらっていたのですが、大きな掃除機のようなもので落ち葉を一ヶ所に吹き集めて大きな袋に詰めます。

実はこの機械は冬の積雪の時にも役立つようで、同じように雪を吹き飛ばして一ヶ所に集めて雪の小山を築きます。



この下の写真の、我々が住んでいた家は英国殖民時代からの名残でコロニアル・スタイルと呼ばれる様式で、米国東海岸沿いの一帯で多く見られる二階建て(別途地下室)の建築です。
この他の建築様式では、一部分が中二階となっており、平面的な広がりを持つ、西部開拓時代を思わせるランチ様式の建築も多く見かけられます。

この辺りの移動の足はすべて車となりますので、夫婦少なくとも2台の車が入るガレージが標準です。



ちょうどこの落ち葉の季節はハロウィーンの時期に重なり、落ち葉一杯に詰まった袋をかぼちゃに見立てて道端に置いておき,町が回収して廻ります。

下の写真の我が家では玄関の横の椅子の上に小さなかぼちゃが載っています。お化けみたいに大きなかぼちゃを玄関の横におき、ハロウィーンで仮装し、’Trick or Treat'と言って各戸を練り歩く子供達を迎える家もあります。

米国の家屋の室内の特徴は、一般に台所の場所が広く確保されていることとファミリールームと呼ばれる、家族が共に過ごす居間の配置が大事にされていることです。

この景色も、もう少しするとすっかり変わってしまいます。

雪化粧をした当時の我が家です。






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