- - 15年間の海外赴任生活のエピソード - -

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海峡横断

イギリスはご承知のように島国ですので、自分の車で欧州大陸を旅行する時にはフェリーが不可欠になります。
最も利用されるルートは、ドーバーからフランスのカレーへ渡るドーバー海峡横断ルートです。



今はそこにユーロトンネルが開通していますが、当時は船かホーバークラフトが使われていました。
ホーバークラフトの中心部分に車が何十台と入り、乗船後に乗客は、それを囲むように輪になった周りの部分の客席に移ります。

所要時間は、フェリーで約一時間40分、ホーバークラフトではおおよそ45分です。
ロンドンからパリまでは車で5-6時間という事もあり、ロンドン滞在中は、われわれも毎年1-2回は利用していました。
イギリスから大陸へ自動車で渡る手続きは非常に簡単です。
運転免許証は、今ではEC共通のものになっていますのでそのまま通用しますが、当時でもAA(日本のJAFに相当)へ申し込むと、国際免許が郵送される簡単さです。




あとは、保険会社に連絡し、渡航期間を電話で連絡すると、その期間だけ国際保険に切り替わります。






フェリーは、大型トレーラーが何台も入る大きさで、車も何層にも積まれます。
いったん駐車をし終わると、上層にある客室部分に上がり、レストランやロビー、免税店などで船旅を楽しむことが出来ます。

入国通関手続きも簡単で、全て車に乗ったままで行います。
マクドナルドのドライブスルーのようなものです。



車のリアウィンドウには、イギリスを表すGBのステッカーを貼っておきます。
フランスの車は’F’、イタリア車は’I’というように決められています。
 
英国と大陸では右側通行、左側通行の違いがあります。
途中フェリーやホーバークラフトの中でいったん車を離れると、意外にそこで頭の切り替えが出来るのか、上陸後の違和感はそれほどありません。
それでも、上陸後しばらくは、道の脇には英語、フランス語、ドイツ語で○△通行の表示が立ち並んでいます。
余談になりますが、日本では左ハンドル車は外車の象徴のようにわざわざ乗る人がいますが、イギリスでは左ハンドル車(大陸仕様)は通常の右ハンドル車に比べて割安で売られています。

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