- - 15年間の海外赴任生活のエピソード - -

記事一覧

ロマンチック街道

今では、イギリスから大陸へ車で渡るのは、ユーロトンネルですぐですが、昔はここでも紹介しているフェリーが唯一の手段でした。
それでも数日の休暇であれば、やはり自分の車で大陸を走るのが一番便利です。
ところで、イギリスの高速道路は全て無料なのですが、フランスでは有料のものが多く、大陸に渡ってそのまま走り、ウッカリして料金所でフランがなくて困る事もありました。

ロンドンの南に住んでいた我々は、海峡横断の基点となるドーバーまでは一時間ちょっとだったので、朝に家を出れば昼食はパリという事も可能でした。
そんなわけで、今回はドイツに車で行ったときのご紹介です。



ドイツではアウトバーンといって、実質制限速度がない、無料の幅広の高速道路網が完備しています。

アウトバーンでは、みな礼儀正しく走っているのに驚かされます。
もし後ろからポルシェなどの速い車が来ると、追い越し車線にいた車も必ず横(走行車線)にどきます。

したがって、ジグザグ走行をして車の間を縫うような運転者はいません。
ヨーロッパ中がこのような高速道路網で結ばれていますので、フェリーを使って、フランス、ベルギー、ルクセンブルグを通ってデュッセルドルフまでは5~6時間で到着します。


今回は、そんな高速道路から離れて、中世の面影をふんだんに残すロマンチック街道を旅してみました。
 
ロマンチック街道は、古都ヴュルツブルクからオーストリア国境に近いフュッセンまでおよそ350キロの道程です。
途中には中世そのままのような町並み、建物、城壁を見ることが出来ます。
そんな町々の中でも、ひときわ中世の面影を残しているのが、城郭都市のローテンブルグです。



ローテンブルグ市を見下ろす丘の上から
市内はまるでタイムトンネルで中世へ行ったような街並みです。





ローテンブルグは「中世の宝石」と呼ばれ、町全体が博物館のような所です。

写真は、15世紀の聖ヤコブ教会 フリードリッヒ・ヘルリン作の主祭壇です。とっても美しいステンドグラスに囲まれています。

このような町々をいくつも通り過ぎると、ロマンチック街道の終着、フッセンに辿り着きます。そこからは、数多いドイツの城の中でも最も美しいと呼ばれ、白鳥城の別名もある’ノイシュバンシュタイン城’やスイス、オーストリアの国境までもすぐです。




Web Diary